看護師になるには?現役看護師が看護系資格の解説しちゃいます!

働き方

こんにちは!眉犬先輩です!
今日はちょっと真面目に、これから看護師を目指したいと思っている全ての人に向けた「看護師になるには?」をテーマに語ります!
眉犬先輩は、社会人から看護師になった経緯がありますのでいま働いていて看護師を目指したい人の悩みの解消に繋がれば嬉しいです!

 

 

内容が長いので興味の無いページは
すっ飛ばしちゃってくださいね。

看護師の資格の種類

一言で看護師といっても、准看護師・正看護師・助産師・保健師と資格の種類が違います。
資格の種類が違うということはやって良い業務が違うという事です。

例えば助産師は正常分娩なら、医師の指示がなくても分娩の介助ができるのに対して正看護師は自分の判断で分娩の介助をしてはだめなんです。

保健師の業務については、正看護師でも病気予防や健康推進の保健指導的な内容の業務をすることはできますが、保健師と名乗ってはいけません。
なので正看護師が産業保健師として企業で働いたり、学校の保健の先生として求人に応募することはできません。

このように、より高度な知識と技術が必要な現場で働くためには相応の資格が必要という事になります。

准看護師の資格

都道府県が実施する試験に合格すると都道府県知事から免許が発行されて准看護師として働く事が許されます。准看護師は医師・歯科医師・正看護師の指示の元看護業務を行います。

要するに、自身の判断で医療行為をしてはいけないという事ですね。
現場では業務の内容や重症度などを考えてリーダーが人員配置をしたり、急変時にスタッフに指示を出したり、年間を通してチームのメンバーが同じ目標に向かって質の高い看護ができるように目標をたてたり、軌道修正するリーダーとよばれる業務があるのですが、准看護師はリーダー業務はできないのです。基本的に役職に就くことはありませんし、病院組織や運営などの業務に携わる事はほぼ無い。など管理業務はできないという事ですね。

日常業務としては正看護師と大きく変わる事は無いです。
採血や点滴、傷の処置や介護業務など正看護師と同じ業務をします。

努力して勉強していたり、大きな病院で長く勤めていた准看護師さんは現場から学んだ事も多く、知識が凄い人もたくさん居るのも事実ですが、最近では大学病院など大きな病院では准看護師の求人を出していない所がほとんどです。

准看護師さんの中には、人生の先輩である人が多いので眉犬先輩は行き詰った時などに相談役になってもらう事もありますね。

正看護師とは


国家試験に合格して、厚生労働大臣から免許が発行される国家資格です。
言ってみれば、看護系資格の1番ベースになる資格ですね。

この法律で決まっているように「厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者」です。

難しい法律なので書き方が難しいんですね( ゚Д゚)
結局、病気の人や妊婦さんの入院のケアや医師の診察の介助を仕事にする人の事です。(だいぶざっくりですが)

現場で働く人も居れば、管理者として師長部長などの役職についていたりチームをまとめるリーダーなども正看護師です。

病院で働いている大半の看護師は、この正看護師と思って間違いないでしょう。

助産師とは

厚生労働大臣から免許が発行される国家資格です。
現在の日本の法律上、女性しか受ける事ができない資格になっています。

最初に書いた通り、正常分娩に限り助産師の判断で分娩の介助をする事ができます。また妊婦さんの健康管理や出産までのお手伝い、出産後のお母さん、生まれたばかりの新生児の保健指導をしたり退院までのお世話をします。

主に産婦人科に居る看護師さんですが、正看護師免許を取った後に更に助産師免許を取る必要があります。

保健師とは

同じく厚生労働大臣から免許が発行される国家資格です。
「産業保健師」「行政保健師」「学校保健師」など働く場所で呼び名が変わります。
主に健康増進や病気予防の推進など予防的な啓発活動などをしています。

「産業保健師」
企業に就職して、そこの社員に向けて健康管理や健康指導をする。
大きい企業には保健師が在籍していて、健康診断の結果をふまえて健康相談などのアドバイスをしたり、禁煙指導や運動月間などの企画を考えたりするオフィスワーク中心の業務ですね。

「行政保健師」
市や区の保健センターで働いていて、地域住民の健康管理や指導をするのが業務です。
赤ちゃんが生まれてから受ける乳児検診の計測や、赤ちゃんの発育状態や健康チェックなどをしたり、お母さんに困りごとはないかヒアリングする乳児家庭訪問や、地域の高齢者を集めて体操教室や食生活の指導をする。など主に地域の疾病予防を推進して健康増進や感染対策、データ管理などが仕事です。

「学校保健師」
産業保健師と似ていますが学校の生徒や職員に病気の予防指導をしたり、健康診断の結果などの管理、予防接種や急な怪我があった場合の応急処置などをします。
よく小中学校などでお世話になった「保健室の先生」は養護教諭という免許を持った先生で、保健師は看護師免許と保健師免許を持った人なので、資格の種類が違うのです。(一部では保健師が保健の先生として在籍している学校もあります)
養護教諭はあくまで教諭なので医療行為はできませんが、保健師は医師の指示があれば採血や点滴など医療行為ができます。

看護学校の種類

医療系の資格も種類があって、その過程もさまざまです。

結果として現場で資格を持って働くことに変わりは無いんですが、同じ正看護師でも大学の4年課程を卒業した人と専修学校などの3年課程を卒業した人では、初任給からして差が出ます。大体1~2万くらいの差が多い印象ですね。

ただし病院などで看護師として働いていく場合には、みんな同じ看護師なので大卒が優遇されるとか3年課程だからどうとかはありません。

やっぱり就職後に努力している人や、業務遂行能力があったりコンプライアンスを遵守できる人が高く評価されますよね。

現場では出身校だけで判断される事は無いという事です。

正看護師になるための学校

看護師になるための学校は大学(国立・公立・私立)・短大・専門学校
などがあります。

大学は4年課程、短大は2年課程と3年課程(衛生看護科や医師会を卒業して准看護師免許を持っている人は2年、普通に進学した人は3年)、専門学校は2~3年課程(短大と同じ)、夜間で3年通うけれど課程としては2年課程になる専修学校や養成所があります。

夜間はなぜ3年通うのに2年課程なのか?についてですが、看護師国家試験を受けるためにクリアしなければいけない授業の単位数は決まっているのです。全日制で朝から夕方まで時間が取れる場合で、既に准看護師免許を持っている人は2年で終わりますが、夜間や通信制は、授業時間が限られているので単位を取るまでに時間がかかるので3年間通って2年分の単位を取得するのです。

ポイント

高校の衛生看護科や医師会の准看護師課程を卒業して、准看護師免許を持っている人は全日なら2年、夜間や通信では3年間通う必要があります。
全く看護系の資格を持っていない人は大学の4年制か専修学校の3年制から入学して勉強する必要があります。


<眉犬先輩が学生の頃の場合・・・>
8:30~16:30 クリニックで働く

17:30~21:00 学校

21:30 帰宅

23:00 就寝
こんな平日を過ごしていました。

病棟を持っている病院で働いていた友達は、学校の後に夜勤があったり実習の前後で夜勤が入っていて、かなりハードそうでした。

ただ今になると、「社会人になって看護師1本だけで良くなったから楽になった。学生時代にハードな生活を送ったおかげでちょっとの事じゃ疲れない」と言っていました。たくましいですね!

ちなみに学校ごとに初年度に納める学費などの費用はざっと以下の通りです。

国立大 公立大 私立大 短大 専門
北海道 80万前後 約110万 80万~190万 70万~130万
東北 80万前後 約110万 160~180万 約160万 70万~160万
関東 80万~90万 70万~120万 160万~210万 約160万 70万~160万
甲信越 約80万前後 約80万前後 170万~200万 110万~140万
東海 80万~90万 70万~80万 160万~190万 15万~100万
北陸 80万前後 80万~90万 110万~160万
近畿 80万前後 90万前後 150万~190万 100万~200万
中国・四国 80万~90万 80万~90万 170万~180万 110万前後 80万~160万
九州・沖縄 80万前後 70万~80万 160万~190万 80万~130万

眉犬先輩調べですので、詳しく知りたい方は、資料請求してくださいね。

この他にも医師会の看護学校であれば2年課程、3年課程とコースは違えども70万~90万程(入学から卒業まで)の学校もあります。

ちなみに眉犬先輩は、一度社会人になってからの看護学校入学でした。
1度親元を離れてから学生に戻るというのはなかなか壁が多いもので、センター試験について勉強している時間もなく(センター試験が始まって間もない年だったので)医師会一択でしたね。

医師会などの高等看護学校(通称:高看)は、准看護師資格を持っている事が前提で受験できます。

よく言われるストレートとは、准看護師の課程をとらないではじめから正看護師になるための学校に行く、または正看護師になるための学校そのものの事を言っています。

現場の年配の人とか、准看護師を経て看護師になった人なんかがよく使っているイメージですね。響きにちょっとこなれ感があると思うのは私だけでしょうか・・・。

眉犬先輩が医師会を選んだ理由は学校があるのが夜間なので、働きながら授業が受けられて授業料を自分で工面できるという理由が大きかったですね。
あとは学校側から准看護師として働けるクリニックなどの就職口を紹介してもらえるのもありがたかったです。

就職先の病院も学生看護師の扱いは慣れているので、実習やテストの時にシフトを調整して頂いたり・・・本当に眉犬先輩もクリニックの院長先生や先輩看護師さんには感謝と言う言葉では足りないほどお世話になりましたよ。

この他にも「奨学金」制度を設けている病院もあって、正看護師免許を取得後数年間(契約による)そこの病院で働くことで返済しなくても良くなるシステムもあります。

眉犬先輩の周りにも奨学金で大学に行った後輩や専門学校に行った先輩など
けっこう多く聞きますよ。

1度社会人になってから大学に入る人や、働きながら、子育てをしながらなど色々な人がいます。眉犬先輩の時代もクラスに1~3人くらい居ましたね。同級生で40代っていう人も居ました。
当時20代だった眉犬先輩にはお母さんのような存在で、課題やテスト勉強を教えてもらったものです。
助産師になるための学校

助産師のなり方は種類が多いのでまとめてみるとこんな感じです。

・大学在学中に試験を受ける資格がもらえる方法
看護大学で成績優秀な上位をキープして選抜される(選抜試験がある所も
ある)正看護師の勉強と並行して時間参加で助産師の授業を受けることで
4年生の卒業時に助産師国家試験を受ける資格がもらえる。

・大学院に進学する方法
 大学院に進学して2年間助産師になるための勉強をすると助産師国家試験
の受験資格が
もらえます。

・正看護師の免許取得後に専修学校、養成所に入学する
養成所一覧はこちら
出典:公益社団法人 全国助産師教育協議会

大学、専門学校、短大を卒業して1度正看護師の免許を受けたあとに助産
師養成コースのある学校に入学しなおす方法ですね。
学校によって1年課程と2年課程があります。

助産師学校や養成所の費用は正看護師の金額+100万~250万ほどが相場のようですね。

保健師になるための学校

・大学の保健学科を専攻する
保健師養成コースの大学や4年制の専門学校の場合、保健学科を専攻する
と在学中に保健師の国家試験を受ける為の単位を取得することができ
ます。(選抜になっている学校もあります)
卒業と同時に看護師国家試験と保健師国家試験の受験資格がもらえると
いう仕組みです。

ちなみに大学で保健学科を専攻して無事に保健師国家試験にパスした
人は、申請することで養護教諭2種免許の採用試験を受ける事ができ
ます。大学によっては養護教諭1種免許の採用試験を受ける事ができる単
位数を在学中のカリキュラムに組んである所もあります。

養護教諭1種と2種の違いですが、2種は1種になるための勉強を続けなけ
ればいけない努力義務があるという違いです。
1種でも2種でも採用されれば保健の先生というわけです。

・看護師免許取得後に専修学校や大学院に入学する。もしくは編入する。
正看護師免許を取得した後に保健学科のある大学院や専門学校に入学しなおす方法です。
大学で専攻する場合、必要単位を修得していれば卒業時に保健師国家試験
が受けられるのですが専門学校や養成所では追加で1年、大学院では追加2
年かかりますので、正看護師の学校と合わせると長くて6年、最短でも4年かかるということにになります。

費用は、正看護師の学費とは別に以下の金額がかかります。
金額は学校によっても大きく違いがありますので、あくまで目安としてくださいね。
おおむねプラスで200万~400万かかる想定になりますね。

国公立 +170万~200万
私立 +270万~400万
短大 +150万~300万
専修学校 +90万~100万
養成所 +100万~200万
就職先と診療科

看護師の学校に通うと実習があります。臨床と言って実際の現場に出て患者さんや利用者さんとふれあい、現地で学ぶ機会ですね。

この時に色々な科を回るので、ここで将来病棟に行きたい、救急に行きたい、保健師や助産師になりたい。と決める人が多い印象です。

看護師免許を持って病院で働く場合、入職の面接で希望の診療科を聞かれますので希望を伝えておくと通りやすいでしょう。
病院にある診療科や部署なら配属可能です。

よく医療系以外のお仕事の人から受ける質問では、手術室って看護師免許の他に何か必要なの?
内科と外科は看護師さんの種類は違うの?
内科で経験を積むと外科とか心臓系の科に行くの?
ですが、一律正看護師免許があればどこの科にも配属されるのですよ。

経験値や知識を深めて取得する専門看護師や認定看護師制度などスキルアップの資格はありますが、この説明はまた別の機会に・・・。

眉犬先輩の場合は救急志望だったので部長に伝えたところ「新卒でいきなり救急には配属できないのでICUで経験を少し積んでから異動にしましょう」と言われ、最初はICUの配属になりましたよ。

いま考えると始めから飛ばしてましたね~。
ただ病院によっては新卒でも救急に配属される所もあるので、希望は一応言ってみた方が良いですよ。

就職した病院にある科目や部署で、何を学びたいのか?将来の目標は?急性期で高度医療を学びたいのか、慢性期で患者さんの治癒の課程や退院指導などの退院後の生活を想定した看護がしたいのか、性格的な向き不向きはどうかなどなど・・・総合的に見て配属を分けられるそうですよ。

配属部署は一生ではないので、数年学んだけれど自分にはこんなところが足りない、もっと専門性を掘り下げて学びたい!と思ったら異動願いを出して部署を変わる事もできますので、とりあえず配属された部署が希望にそぐわなくても一生懸命に取り組んでみましょう。新しい何かが見えて来る可能性だってあります。

お給料のこと

お給料で言えば、大学病院や民間の大きい急性期病院で正看護師として働いた場合、手当や福利厚生が充実していてお給料も良い印象です。
地方で言えば400万~600万と言ったところでしょうか。

ただし急性期の病院はとにかく忙しいのも事実です。定時で帰れないことも珍しくありません。

感染症が流行すれば、先陣切って患者さんの受け入れをしたり救急車の受け入れも頻度が高いので患者さんの出入りも激しく残業が多くなりがち。

働き方改革で業務分担されてきて、だいぶ軽減されてはいますが、それでも患者さんの事や書類関係、記録物に加えて看護研究や委員会業務なども多くお給料は高めになります。

慢性期の病院は急性期よりも基本給が安くなる傾向がありますが、夜勤回数が多めだったり、中には手当が充実している所もあります。

急性期に比べれば忙しさは緩和されますが、委員会や書類、記録はありますし1人あたりの看護師が受け持つ人数が多いので、忙しさの種類が違うイメージですね。
慢性期メインの病院は急性期と比べるとお給料は安い傾向です。

同じ病院勤務でも特殊な部署で言えば手術室でしょうか?
新卒で手術室に配属される事も珍しくありません。

手術室や透析室は日勤メインになりますが針や鋭利な器械、血液を頻繁に扱うので危険手当が付く事が多く、緊急対応した分の手当はあるのですが、それでも定期的に夜勤がある病棟と比べるとお給料は決して良いとは言えないです。

ただ緊急で受けた仕事分は基本給に上乗せされてお給料が増えます。手術時間の長い心臓血管外科の呼び出しが続いた月などは、眉犬先輩も30万後半を頂いた事があります。給料に波がありますので結果、平均すれば病棟の方がお給料は良いです。

助産師のお給料は基本給のほかに助産師資格手当が付いたり、分娩に入ると定時では帰れなかったり、休日や夜中の分娩で呼び出される事もあるので手当がついて平均500万~600万くらいが相場のようですが、病院の規模や首都圏か地方かでも大きく違います。

保健師のお給料も正看護師と保健師2つの免許があるので、その分お給料に手当が上乗せされます。緊急呼び出しや夜勤が無いので平均300万~500万くらいが相場のようです。長く務めることで昇給があったり、企業などでは初めから高いお給料を提示しているところもあるので、こちらも一概には言えないところがありますね。

その他にも新卒での就職先としてはあまり多くありませんが、訪問看護師や施設看護師などもあります。訪問看護師や施設看護師は1人で利用者さんを看るので判断力やコミュニケーション能力、仕事の優先順位をつける必要があります。学校を卒業して臨床経験が無い状態だと戸惑う事が多いのではないでしょうか。

少なくとも眉犬先輩の周りには居ませんが、教育体勢のしっかりしている所であれば新卒でも就職先としてはアリですね。

訪問看護師のお給料は、基本給+訪問件数で決まるのでまず1人立ちしない事には訪問件数をこなせませんし、夜間や休日待機などもできません。

企業が訪問看護ステーションを運営している場合も多いので、既卒者の年収は高めの400~500万といったところでしょうか。

ただし、訪問看護ステーションによって既卒でも知識や技術のテストや評価、研修があって、それをクリアしなければ訪問件数が多くてもお給料に反映されない場合や、そもそも訪問できない場合もあります。

施設は日勤がメインですが、待機や当直などのシステムを設けているところもあります。基本的には治療の場ではなく生活の場という認識ですので、比較的急変の対応も少なく看護師が行う業務も濃くない事がほとんどです。基本給プラス残業代や資格手当が主なお給料になるので、病院と比べればお給料は少ないと言えます。
施設によっても違いますが、月20万前後といった所が多いでしょう。

お給料に関しての記載は既卒の金額です。看護師のお給料は基本給プラス夜勤回数や資格手当、拘束時間、残業代、評価、年齢加算などで計算される事が多いので、まずは1人立ちして、その業務をこなせるようになる事が目標ですね。

病院や施設、部署によっても大きくかわるので、実際に就職したい所のホームページを見てみたり、口コミを参考にすると良いですね。

看護師の働き方

2交代:朝~夕方までの日勤・夕方~翌朝までの夜勤が入り交ざった勤務。
働く時間と休む時間がしっかり分かれているので、自分の時間が取りやすい反面、体力を使う。

大体は・・・日勤→日勤→夜勤→休みなど日勤の後に夜勤が付いて
いる事が多く、夜勤の次の日は必ず休みでなければいけない決まりがあります。

3交代:朝~夕方までの日勤・夕方~夜中までの準夜勤・夜中から朝までの
深夜勤が入り交ざった勤務。

日勤→深夜勤、休み→深夜勤など細切れに働くので自分の時間は
確保しにくくなるけれど、体力的に2交代より楽といわれています。

日勤→深夜勤→深夜勤→準夜勤→休み。など日勤や休みの日の夜中に出勤することがあります。

0時を過ぎたら次の日という事です。当たり前と思うかも知れませんが、休みで日中ショッピングやお出かけしても0時を回ったら仕事なので、休む時間をつくっておかなければいけませんし、深夜が終わった次の日が日勤という事も珍しくないのです。

お出かけした日の夜中に出勤するのは、眉犬先輩的にはなかなかテンションがさがりましたね。

ただ、病院の滞在時間が長いので患者さんの把握がしやすいメリットもあります。

高い集中力をキープしなくてはいけない急性期などに多い勤務ですが、夜中に出退勤する危険も懸念されて、最近では2交代制をとっている病院が多いですね。

日勤のみ:ママさんナースや透析室、手術室、訪問、クリニックに多い働き方で、朝~夕方までの勤務。

文字通り夜勤が無い勤務なので、病棟では連続5日働いたり、連休を取ると6
日間連続勤務になることもあります。

透析室や手術室、訪問の場合呼び出し当番の日(待機)などは、休みでもいつ呼び出されるか分からないのですぐ駆けつけられる距離にいなければいけません。
そのため、拘束手当という手当が出るところもあります。

クリニックなどはクリニックの休みや半日の診療日など、そのクリニックのサイクルで働きます。

夜勤専従:夜勤しかやらない勤務。
主に2交代で夜勤→夜勤明け→休みを繰り返します。間の休みは2連
休や3連休の月も。(有給やその月の日曜日、祝日の回数による)

夜勤手当が夜勤回数の分だけ付くのでお給料は良いけれど、体力を
つかい、美容と健康には良くないと思っています。(持論)

夜勤専従は正社員で募集している所が少ない印象ですね。

まとめ

看護師や保健師、助産師として働くには国家資格を取る必要がありますが、ご存じの通り需要はあります。

看護師免許があれば働き方もライフステージで変えることができますし、会社員とは違って平日の休みや連休なども取りやすい職種です。
シングルママさんでもお子さんを養うだけのお給料と働き方が可能な職種でもあるのです。

決して緩い道ではありませんが、看護師として現場で働くと各部署や患者さんのご家族との調整役、パソコンの知識、コミュニケーション能力、もちろん応急処置の知識など多くのスキルが自然に身に付きます。

そしてこれを武器にして自分で道を切り開いて専門性を高めた人、経営者になった人、職種は違えど新しい道にチャレンジしている人など多くの先輩方が居るのも事実なんです。

眉犬先輩は看護師は色々な可能性のある資格だと思っているので、社会人からでも、学生さんからでも看護師になりたいと思っている人はぜひ
看護師免許を諦めないで頑張って欲しいと思うのです。

いま看護師を目指している人!このブログを読んでくれたあなた!いつかどこかの現場で出会いましょう!

 

 

 

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